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ドッグフードの危険な添加物リスト|愛犬の影響や健康な材料も教えます

ドッグフードの危険な添加物一覧

市販のドッグフードに添加物が含まれているのは知っているけど、危険かどうかの判断はとても難しいです。

見たことない名前ばかりで分かりづらいよ!

 

そこで今回はドッグフード大好きの筆者が、ドッグフードに入っている危険な添加物を、あなたの代わりに調べてまとめてみました!

この記事を読めば、ドッグフードに入っている『17つの危険な添加物の一覧』が分かるので、今後のドッグフード選びに活躍すること間違いなしですよ。

 

ドッグフードには危険な添加物がたくさん使用されている

ドッグフード  添加物 栄養目的 長持ち目的など

添加物にはたくさんの種類がありますが、分かりやすく分類すると画像の2通りになります!

 

『栄養目的』で使用する添加物は、材料の栄養価のバラツキであったり、ドッグフードの製造過程で栄養価を失ってしまうので、必須の添加物。

 

しかし『長持ちさせる目的』の添加物は、種類によって危険な添加物になるので注意が必要です。

 

3つの危険な添加物
  • 酸化防止剤
  • 保存料
  • 着色料
特に上の添加物3種は、ワンちゃんの体に悪影響を及ぼす可能性があります・・・

 

では、3つの危険な添加物について順番に見ていきましょう。

酸化防止剤|ドッグフードの危険な添加物

ドッグフード  酸化防止剤 種類

ドッグフードを酸化から守ってくれる酸化防止剤。

しかし、なかにはワンちゃんに悪影響となる危険な添加物を使用していることもあります。

 

 

上の3つの酸化防止剤は、環境省もその危険性を認めているほど。

そのため、ドッグフードの危険な添加物の代名詞にもなっているので、上から丁寧に解説していきます!

 

ガンや皮膚炎を発症する恐れがあるエトキシキン

ドッグフード  エトキシキン 意味

殺虫剤や、除草剤に使用されることが多いエトキシキン。

 

危険な添加物のため、日本では食用の使用は認められていませんが、海外の格安ドッグフードには使用されている可能性は大いにありえます。

ちなみにエトキシキンは家畜への使用は認められていますよ。

 

それってドッグフードへの影響は大丈夫なの?

 

もしも家畜が摂取したエトキシキンが体内に残っていたら、『ワンちゃんも間接的に摂取』していることになりますが、そういったことを見越して、残留の許容量は事前に定められています。

 

残留の許容量ドッグフード 人間用の食品
許容量75ppm1ppm

 

表の通り、ドッグフードに含まれるエトキシキンの許容量は、人間用の食品と比べてみると75倍の数値であることが分かります。

えっ・・・

 

許容量を超えたエトキシキンの摂取は、『ガン』や『皮膚炎』などの発症の恐れがあるとされています。

 

許容量以内であれば販売は可能なのですが、人間よりも体の小さい犬が75倍の量を摂取していたら、何かの病気を発症しそうですよね。

 

胃の細胞の30%以上がガンになったケースもあるBHA

ドッグフード  BHA 意味

ガソリンや、化粧品などに使用されることがあるBHA(ブチルヒドロキシアニソール)。

ドッグフードはもちろん、人間用の食品ではマーガリンなどに使用されていることが多い危険な添加物です。

 

そんなBHAは、2年間マウスにBHAを2%投与した結果、胃の細胞の30%がガンになっていた実験結果も存在します。

 

名古屋大学はBHAの発がん性を指摘し、国が『1982年2月1日』に使用を禁止することをしたのですが、

なぜか『1982年1月31日』に禁止を取りやめた歴史も。

なにか裏がありそうで怖い・・・

 

BHAは、未だに酸化防止剤として使用されることも多いので、ドッグフードの裏面をチェックして使用されているか確認してみてください。

ちなみに、超がつくほどの有名ドッグフードもBHAを使用しています。

 

現在は使用されていない危険な添加物のひとつのBHT

ドッグフード  BHT 意味

石油やゴム製品などで使用される酸化防止剤のひとつ、BHT(ブチルヒドロキシトルエン)。

 

5歳以下の子どもが摂取すると『落ち着きがなくなる、突然怒りだす』といった症状が多く見られたことから、EUでは禁止になっている危険な添加物です。

そんな症状が見られるなんて、脳に何か異常があるってことかな?

 

POINT
脳は水分を除くと、60%は脂質で出来ています。

BHAもそうですが、BHTは脂質に馴染みやすい特徴を持っているので、脳に何か悪影響があると考えても良いでしょう。

しかし現在では、日本のドッグフードへのBHTの使用は、ほぼ見かけません。

ホッ、良かった良かった。

 

だけど、その代わりにBHAの出番が多くなったので飼い主さんは要注意です!

 

保存料|ドッグフードの危険な添加物

ドッグフード  添加物 保存料

保存料とは細菌の抑制や、防腐効果が期待できる添加物のひとつ。

ん、『保存料と酸化防止剤の違い』ってなんだろう?

 

保存料
酸化防止剤
細菌などを抑制する目的が保存料。
ドッグフードの酸化を防ぐのが酸化防止剤。

 

ドッグフードで使用される保存料といえば、『ソルビン酸カリウム』が最もポピュラーですね。

 

ワンちゃんへの影響は?
ソルビン酸カリウムを1kgあたり、1gを90日間与え続けたところ、体重や臓器などには影響はなかったとされています。

参照:EFSA Journal

ちなみに海外でのソルビン酸カリウムの扱いは、危険な添加物として認知されているため使用基準があるのに対し、日本では使用基準などは特にありません。

 

ペットフード安全法いわく、要注意成分として扱われているとのことですが、実際はどうなのでしょうか…

着色料|ドッグフードの危険な添加物

ドッグフード  着色料 危険性

着色料とは、名前の通りドッグフードの色付けで使用される添加物。

ワンちゃんの目は人間と違って、色の認識が得意ではないんです。

 

犬と人間の色の見え方

(左)人間の目から見える色の認識(右)犬の目から見る色の認識

 

つまり着色料はワンちゃんではなく、飼い主さんにアピールしているもので、本来は全く必要のない危険な添加物です。

た、たしかに。

 

さらに、ドッグフードに使用される添加物はタール色素石油由来を原料としていて、海外では多くの種類が使用を禁止しています。

 

 見かけることが多い着色料

  • 二酸化チタン
  • 赤、青、黄色〇〇号
赤、青、黄色〇〇号はご存知かと思いますが、二酸化チタンはあまり聞き慣れないので詳しく解説していきます!

 

犬への影響はハッキリしていないが他の動物には影響がある二酸化チタン

ドッグフード  添加物 二酸化チタン

白色着色料の二酸化チタンは、バニラアイスや化粧品、アスファルト、絵の具などに使われることが多い添加物。

ワンちゃんへの影響は、現状ではあまりハッキリしていないんです。

 

POINT
実験では、二酸化チタンをラットに1kgあたり10gを皮下注射した結果、半数は致死量になった実験結果もでています。

参照:有毒性総合評価票

また、国際がん研究機関によると人間の場合、二酸化チタンを肺から吸い込んだ際に発ガン性も認められています。

つまりワンちゃんへの影響は分かっていないけど、他の動物は量によって危険な影響がでてるということですね!

 

ドッグフードに含まれる危険な添加物リスト【保存版】

 

ここまでドッグフードに含まれる危険な添加物の解説をしていきました。

でもこれだけじゃ分からないから、一覧にして見れないかな?

 

というわけで、17つの危険な添加物を全てリストにしてみました!

 

ドッグードに含まれる危険な添加物一覧

 

今回の記事を『ブックマークで保存』しておくと、お店でドッグフードを購入するときに簡単に開けて便利ですので活用してみてくださいね。

ちなみにワンちゃんの『おやつ』にも危険な添加物は含まれているから、参考にしてみてください!

 

おお、これは便利!

 

添加物以外にもドッグフードは危険な材料も含まれている

 

ドッグフードに使用している材料は、危険な添加物を含めて表示義務があることはご存知ですか?

 

使用した原材料(添加物を含む)全て記載するよう義務化されました。

引用:一般社団法人ペットフード協会

 

パッケージの側面や裏面を見ると、使用している原材料を確認することができます!
ドッグフード  原材料一覧

市販のドッグフードの原材料一覧

 

原材料一覧を確認すると、添加物以外にもワンちゃんにとって危険な材料も分かってしまいます。

危険な添加物について調べている飼い主さんには、ワンちゃんの健康のために、材料にも目を通してほしいです。

 

 危険な3つの材料

  • 『〇〇ミール』といったハッキリしていない表記の材料
  • どの動物から抽出したか不明な『動物性油脂』を使用
  • 材料表の最初に『穀物』が表記されている

上から順番に解説していきますね。

〇〇ミールといったハッキリと表記していない材料

原材料をハッキリ表記

飼い主さんからすると想像もしていないことですが、ドッグフードの裏面を見てみると…

〇〇ミール、肉類

といった曖昧な表記をしていることが、市販のドッグフードに多く見られます。

疾しいやましいことがなければ、『鶏肉』や『牛肉』などハッキリするはずです!

 

〇〇ミールといったハッキリしていない表記の多くは、ヒューマングレードではない品質の材料が殆どなので、注意したいポイントのひとつです。

・・・ヒューマングレード?

 

POINT
ヒューマングレードとは、『人間でも食べられる材料の品質』という意味によく使われる言葉です。

詳しくは、ヒューマングレードの意味を徹底解説の記事をチェックしてみてくださいね。

 

どの動物から抽出したか不明な『動物性油脂』を使用

ドッグフード  動物性油脂 意味

ドッグフードの裏面を見て、原材料一覧に『動物性油脂』と表記されていたら危険信号かもしれません。

 

動物性油脂とは

動物性油脂とは名前の通り、動物から抽出した脂肪分のことを言います。

説明を見たところ、特に危険なところはなさそうだけど?

 

一見普通と思われる動物性油脂ですが、どの動物の脂肪分か不明なため、もしもワンちゃんがアレルギーを発症したら特定が難しくなるというデメリットも。

沢山の種類の動物から抽出している動物性脂肪

しかも動物性油脂の脂肪分は、お世辞にも品質が良いとは言えない動物から抽出しているので、油の状態も良いとは言えません。

 

そんな動物性油脂を使用したドッグフードを毎日ワンちゃんに与えていたら・・・

考えただけでも嫌になりますよね。

原材料表の最初に穀物が表記されている

 

ワンちゃんの食性は『肉食よりの雑食』なので、お肉から得られる栄養はとっても大切。

しかしドッグフードによっては、原材料表の一番最初に穀物が表記されていることもあります。

市販のドッグフード 原材料

 

POINT
原材料の表記は、使用している材料の割合が多いものから表記されています。
画像のドッグフードは肉類じゃなく、穀物を一番多く使用しているということ?

 

そういうことになります!

 

一括ひとくくりにしたら語弊はあるのですが、穀物は肉類と比べると、ワンちゃんにとって必要のない材料です。

 

ですが、メーカーによっては利益を優先してしまうため、肉類よりも原価の安い穀物を多めに配合してドッグフードは作られています。

つまり『カサ増し』ということだね・・・

 

愛犬が長生きするドッグフードの4つの見分け方

ドッグフード 4つの選び方

危険な材料について分かったけど、肝心のドッグフードを選ぶときは、どんなところを見ればいいんだろう?

 

ワンちゃんが、長生きするためのドッグフードを選ぶポイントは以下のようになります。

  • 危険な添加物を使用していない
  • 『鶏肉』などハッキリとした表記をしてある
  • 動物性油脂は不使用
  • 原材料の最初に肉類が表記されてある

今回紹介した危険な添加物一覧と、上の選び方のポイントを一緒にチェックしてドッグフードを探してみてくださいね。

 

ちなみに、さらに詳しく選び方を知りたい場合は、ドッグフードの選び方は原材料で全て分かる!の記事を合わせて読んでみてください。

ワンちゃんはもちろん、飼い主さん目線でもドッグフードの選び方を詳細にまとめていますよ!

 

ドッグフードには酸化防止剤が必要不可欠だが保存料、着色料は必要ない|まとめ

まとめ

 

今回の記事では、ドッグフードに含まれる危険な添加物を中心に解説していきました。

記事内では危険な添加物を紹介したけど、『酸化防止剤』だけは必要不可欠だと思っています!

 

酸化防止剤が必要な理由
ドッグフードには必ず脂肪分が使用されるのですが、光や空気に触れると、脂肪分は酸素と合体して酸化してしまいます。

 

酸化してしまったドッグフードは、品質が低下してしまい、下痢の原因や食いつきが悪くなるので、酸化させないような注意が必要です。

一方で『保存料』『着色料』は本来ドッグフードには必要ないと考えています。

保存料1ヶ月程度で消費しきれる量を購入すれば腐らない
着色料ワンちゃんは色でドッグフードを判別しない

 

ドッグフードも食べ物である以上、保存も可能にするため、添加物とは切って切れない関係にあります。

 

考え方は人それぞれですが、愛するワンちゃんの幸せを支えることができるのはあなただけ。

何がダメで、何が必要か?を、考えてドッグフードを選びましょう。

 

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