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無添加ドッグフードの保存方法を全て解説|長持ちする3つの保存容器も紹介!

無添加ドッグフードの保存方法と保存容器を解説

無添加ドッグフードは、ワンちゃんの体に優しいですが、その反面、品質が劣化しやすい一面もあります。

 

品質が劣化したドッグフードは、体調を壊す原因を作ったり、そもそもワンちゃんが食べてくれないなんてことも。

無添加ドッグフードで体調を壊すって、なんだか本末転倒な気がするよ。

 

そこで今回は、ドッグフード大好きの管理人が無添加ドッグフードの保存方法や、おすすめの保存容器を全て解説していきます。

ドッグフードについて、あまり詳しくない飼い主さんにも分かりやすく、いちから順に解説しているので、この記事を読めば、劣化しやすい無添加フードも長持ちしてくれますよ!

 

無添加ドッグフードは酸化しやすいため正しい保存は必須!

 

そもそも、ドライタイプのドッグフードって水分量が少ないのに、なんで腐ったりするんだろう。

 

実は、水分量が少ないドライドッグフードは無添加でも、腐るといった心配はあまりする必要はありません。

 

しかしドッグフードには水分以外に脂肪分も含まれていて、その脂肪分こそがドッグフードの劣化に繋がる代表的な理由となっています。

 

具体的に話すと、脂肪分は時間が経つと『過酸化脂質かさんかししつ』と呼ばれる、ワンちゃんにとって悪影響のある物質に変化するんだ。

 

ドッグフードの脂肪分が過酸化脂質に変化

ちなみにドッグフードが酸化する原因は、大きく分けて以下の3つ。

 

酸化してしまう3つの原因

  • 空気に触れる
  • ドッグフードの開け閉め
  • 日光に当たる
どれも日常的にやってるよ・・・

 

身近なことで簡単に劣化してしまうのが、酸化の恐ろしいところ。

だからこそ、正しいドッグフードの保存方法を知る必要があります。

ドライ・缶詰(ウェット)・ふやかした無添加ドッグフードの保存方法

無添加ドライドッグフード・缶詰(ウェット)・ふやかしたタイプの保存方法

では、無添加ドッグフードの保存方法を見ていきましょう!

 

ただ、ドッグフードと一口で言っても『ドライタイプ』『缶詰(ウェットタイプ)』『ふやかしたタイプ』など様々なタイプがあり、その数だけ保存方法は異なります。

 

上から順番に解説していきますね。

 

無添加でも長持ちするドライドッグフードの保存方法は2ステップ

 

ドライタイプの水分量は10%ほどと、極端に少ないので腐る心配はないですが、やはり脂肪分の酸化が気になるところ。

 

そのため無添加のドライドッグフードの保存方法は、冷暗所で保存するのが理想となっています。

よくパッケージに、『冷暗所で保存してください』となってるけど、具体的な場所が思いつかないんだよね。

 

たしかに冷暗所だけじゃ分かりづらいから、ドライタイプを正しく保存するためのポイントを2ステップに分けてみたよ!

 

 2ステップで分かるドライタイプの保存方法

  • ドッグフードを1食分づつ小分けしておく
  • 風通しの良い25°以下の冷暗所に保存する

上記のステップ通り保存すれば、無添加でも必要最低限な酸化で済みますので、ドッグフードは長持ちしますよ。

少し手間のかかる保存方法ですが慣れると、とっても簡単です!

 

1食分の給餌量ごとにドッグフードを小分けで保存しておく

ドッグフード 小分けして保存

ドライタイプのドッグフードが酸化してしまう原因のひとつとして、脂肪分が空気に触れることにあります。

でもパッケージにチャックがついてたら、しっかり閉めておけばドッグフードは空気に触れないんじゃ?

 

POINT
ドッグフードの袋にチャックがついていても、ご飯を与えるたびに開封しますので、毎回ドッグフードは酸素に触れることになります。

もしも1ヶ月分のドッグフードを購入した場合、1日2回は開封しますので合計60回もドッグフードは酸素に触れることに。

無添加ドッグフード開け閉め酸化

え、そしたら直ぐに酸化しちゃいそう・・・

 

やはり酸素に触れるのは最低限にしたいので、ドッグフード開封後の保存方法は1食分の給餌量ごとに小分けすることをおすすめします。

少々手間のかかる保存方法ではありますが、小分けしておくとワンちゃんに過剰なご飯を与えることもなくなり毎日、給餌量を量らなくても良いというメリットもありますよ!

 

風通しの良い25°以下の冷暗所にドッグフードを保存する

ドッグフード 風通しの良い冷暗所で保存

ドッグフードは空気に触れて酸化するだけでなく、光も酸化の原因になります。

日本大学農獣医学部の研究によると、ドッグフードは日光だけでなく蛍光灯の光でも酸化した研究結果があるんだ。

 

さらにドライタイプは湿気を吸収しやすい特徴もあるので、風通しが良く光が届かない場所でドッグフードを保存しましょう。

 

POINT
日本は高温多湿なので、夏は小分けしたドッグフードに乾燥剤も入れておくと、より効果的な保存方法になりますよ。
しっかり保存するとなると、ドライタイプのドッグフードでも注意して保管しなきゃいけないんだね。

 

そうだね!

やっぱり無添加のドッグフードは、添加物モリモリよりも外部の影響を受けやすいから、長持ちさせるために、細かなポイントを心がける必要があるんだ。

 

ドライドッグフードを冷蔵庫に保存するとカビてしまう恐れがある

冷蔵庫 保存

『冷暗所での保存』と聞いてドッグフードを冷蔵庫で保存することもありますが、あまりおすすめできません。

風通りは普通だけど、暗くて冷たいから保存場所としては、うってつけじゃないの?

 

冷蔵庫にドッグフードを保存すると、必要以上に冷えすぎてしまい出し入れする際、室内との温度差によってドッグフードに結露が発生することも。

 

無添加のドッグフード 結露でカビ

POINT
ドライタイプは水分量が少ないので、ドッグフードの周りに結露が発生したら直ぐに吸収してしまい、カビに繋がる恐れがあります。

 

ただし、ドッグフードを1食づつ小分けしている場合は、結露が発生するまえにワンちゃんに与えることもできます。

 

もちろん一度カビてしまうと、酸化と同じく元には戻せないので、冷蔵庫でドッグフードを保存する際は注意してくださいね。

つまり、何か特別な事情がなければ、ドライタイプのドッグフードは冷蔵庫での保存は必要なく、『常温で保存しても大丈夫』ということですね!

 

缶詰(ウェット)ドッグフードの保存方法は冷蔵庫がベストだけど日持ちしない

缶詰(ウェット)ドッグフード

缶詰ウェットタイプはドライタイプとは対照的に、水分量が豊富に含まれているドッグフードです。

 

POINT
缶詰タイプのドッグフードの水分量は、生肉と同じぐらいとなっています。

そのためドライタイプとは違って、缶詰タイプは腐りやすいため、開封後の保存方法は特に注意が必要です。

無添加でも長持ちする缶詰ドッグフードの保存方法は、どうすればいいんだ?

 

缶詰タイプのドッグフードは、冷蔵庫での保存がベスト

開封後はサランラップを被せ、輪ゴムで周りをしっかり留めましょう。

ラップと輪ゴムの両方でしっかり保存することによって、余計な乾燥を防げて、ほかの食べ物の匂い移りも防ぐことができるんだ!

 

ただし、前述したように缶詰タイプのドッグフードは腐りやすいため、冷蔵庫の保存方法でも日持ちはしませんので、開封後はなるべく早く消費しましょう。

 

また、冷蔵保存をしたあとの缶詰タイプのドッグフードは、常温まで戻してワンちゃんに与えましょう。

冷蔵能力の強さによりますが、冷たすぎるとワンちゃんの胃腸に負担を掛けてしまいます。

 

ちなみに缶詰タイプのドッグフードの冷凍保存は、風味や食感が失う原因にもなりますので、当サイトわんどきはおすすめしていません。

 

ふやかしたドッグフードの保存方法はない【使い切りが基本】

 

ご家庭によっては、ドライタイプのドッグフードをふやかして、ワンちゃんに与えていることもあります。

前日にふやかしたり、残したりするから、何かおすすめの保存方法はあるかな?

 

結論から申しますと、ふやかしたドッグフードの保存方法はありません。

 

ふやかしたドッグフードは、水分量も多く含んでいるので、通常のドライタイプよりも細菌が非常に繁殖しやすいです。

 

細菌の繁殖条件
水分ふやかしているので水分たっぷり
栄養ドッグフードなので栄養たくさん
温度(最も繁殖しやすい温度帯は20度〜40度)室内だと細菌にとって丁度いい温度帯

 

ちなみに冷蔵庫で、ドッグフードをふやかしたとしても、常温に戻す際に細菌は急激に繁殖していきます。

 

POINT
冷蔵庫に保存し状態で直ぐに与えると、ドッグフードが冷えすぎているため体調不良の原因になります。

そのため常温あるいは、人肌くらいに戻すことがとても大切です。

でも、ドッグフードを捨てるのは勿体ないよ・・・

 

たしかにそうだけど、無添加だと細菌は繁殖もしやすいし、もしも細菌が原因でワンちゃんに何かあった際は、治療代のほうが高いから、勿体ない気持ちはグッと抑えよう。

 

ドッグフードをふやかした場合の保存方法はなく、『使い切りが基本』と覚えてくださいね。

無添加ドッグフードでも長持ちさせるおすすめの保存容器

無添加ドッグフードの保存容器

実は、パッケージに付いているチャックの保存機能は低く、そのまま使うとドッグフードが酸化してしまう原因になります。

もちろんパッケージに、こだわりを持っているメーカーさんも存在しますが、無添加品質なので酸化もしやすいため、別途で保存容器を用意することが、とても大切です!

 

でも、保存容器といっても沢山の種類があるし・・・

 

そこで当サイトが、あなたの代わりにドッグフードの保存に適している容器を調べてみました!

無添加でも安心の保存容器3選
  • ジップロック
  • 真空保存容器
  • 真空パック機

お値段別に保存容器をまとめてみたので、順番にチェックしてみてくださいね。

ジップロックでドッグフードを小分けして保存するのが最も安価で簡単

ジップロック 保存

ドッグフードを正しく保存したいけど、『保存容器は安く済ませたい!』という飼い主さんに、おすすめなジップロック。

 

\ジップロックでドッグフードを保存する方法/

STEP.1
ドッグフードを小分けにする
空気に触れないように先に小分けにしておきましょう。
STEP.2
ジップロックにドッグフードを入れる
夏場は乾燥剤も一緒に入れることをおすすめします。
STEP.3
なるべく空気を抜く!
手で空気を抜いていくか、ストローで空気を抜くか。とにかく空気を抜きましょう。
保存方法の手順をよく見ると、少し面倒くさいかも。

 

値段が安価な分・・・といったら語弊はあるのですが、ドッグフードを正しく保存するとなると、ジップロックでは少し手間のかかる作業となっています。

特に、ひとつづつ空気を抜いていく作業を毎回するのは大変だよ。

 

しかし安く済ませたい場合は、ジップロックが便利なのも間違いないので、興味のある方は一度お試しください。

小分けが面倒な時は真空保存容器でドッグフードをまとめて保存

 

ドッグフードは酸素と触れることで、酸化していきますので保存容器には密閉性がとても大切です。

 

そこでおすすめなのが、ANKOMNアンコムンが販売している真空の保存容器。

アンコムン ドッグフード 保存容器

 

 簡単な詳細

  • サイズ:1.5L・2.4L
  • カラー:3色(ベージュ、グレー、ブラウン)
  • 値段:6,600円・8,140円
  • 送料:無料

使用方法も簡単で、上部にあるダイアルを回すだけで真空状態にすることができます。

 

しかも電池等は不使用!本当に回すだけ真空状態を可能にしてくれます!

 

保存容器としては少し高いと考えてしまう値段かもしれませんが、長く使えるので無添加ドッグフードを扱っている飼い主さんには強くおすすめできます。

アンコムン 保存容器
ANKOMN 保存容器
サイズは1.5Lと2.4L。
在庫には限りがあります。

 

真空パック機でドッグフードを保存するのが一番おすすめ

 

せっかくの無添加ドッグフードだし、とにかく保存機能が高い容器が欲しい…!

 

そんな飼い主さんにおすすめなのが、真空パック機。

ドッグフード 保存容器 真空パック機

 

 簡単な詳細

  • 値段:5,898円
  • 重さ:1.3kg

真空パック機は種類によって、専用の袋やロールが必要なのですが、Hpyone真空パック機は専用の袋は不必要

 

値段もお手頃なので、初めて真空パック機を使用する飼い主さんでも、簡単にドッグフードを保存することができます。

真空パック機
値段は上下しますのでご了承ください。

ペットボトルは雑菌が繁殖しやすいため保存容器として機能しない

ペットボトル 保存容器

ドッグフードの保存容器を探しているときに、『ペットボトルで代用』できるか考える場合もありますが、おすすめできません。

密閉性こそあまりなさそうだけど、洗えばドッグフードも保存できて、手軽で便利そうだけど。

 

実は、弘前大学の研究によると再利用したペットボトルは細菌が繁殖しやすいことが分かっています。

再利用したペ ットボトル容器のほうが市販されているペットボ トル容器よりも細菌が繁殖しやすい環境であるということが分かった。

引用:弘前大学学術情報リポジトリ

 

POINT
上記の実験は水洗いでの実験結果です。

しかし、再利用が危険なのは間違いないので、無添加品質のドッグフードの保存容器として適していません。

安さを求めるなら、やはりジップロックが一番ですね!

 

無添加ドッグフードの消費期限は正しく保存しても1ヶ月程度

無添加 ドッグフード

ここまで、無添加のドッグフードでも長持ちできるような保存方法、保存容器を解説していきました。

これで、心おきなくドッグフードを保存できるね!

 

しかし、これだけは忘れないでほしいのですが、無添加ドッグフードは正しく保存しても消費期限は1ヶ月程度です。

 

POINT
未開封のドッグフードは、袋の中に窒素が含まれているため無添加でも長持ちしますが、開封すると酸素に触れるので、ドッグフードの酸化は急激に進みます。

もちろん1ヶ月という数字は、あくまで目安。

 

過剰にドッグフードの開け閉めを繰り返したり、光に当てていたりすると、劣化はさらに早まると思っていいでしょう。

大切なのは、小分けにして空気に触れるのは最低限にしたのちに、冷暗所に保存することですね!

 

無添加ドッグフード 保存方法守って消費期限は1ヶ月

大袋タイプなどの1ヶ月で消費しきれないドッグフードは買ってはいけない

 

ドッグフードを含め、大抵の商品は通常のサイズよりも、大袋といった大きいサイズのほうが値段も安いため、まとめ買いをしている飼い主さんもいると思います。

 

しかし、無添加品質のドッグフードは保存期間も短いので、ワンちゃんが消費しきれない量のドッグフードは購入しないようにしましょう。

ワンちゃんが1ヶ月で食べ切れる量を購入することを心がけよう。

 

1ヶ月で消費し切れる無添加ドッグフードの計算方法

 

ドッグフードは毎日消費するので、なるべく節約をしたいところですが、ワンちゃんの健康のためにも正しい量の購入と、保存を心がけてくださいね。

無添加のドッグフードでも保存方法や保存容器を正しく選べば長持ちする

まとめ

今回は、無添加ドッグフードの保存方法から、保存容器の解説をしていきました。

記事内で解説したポイントをまとめてみました!

 

 今回のまとめ

  • ドッグフードは『酸化』するため保存が必要
  • ドライドッグフードの保存方法は、小分け→冷暗所に保存
  • 缶詰(ウェット)ドッグフードは、冷蔵庫で保存だが、なるべく使い切る
  • ふやかしたドッグフードは保存できない
  • おすすめの保存容器は、ジップロック、真空保存容器、真空パック機

無添加ドッグフードは名前の通り、保存を長持ちさせるための添加物を使用していないので、保存には注意を払う必要があります。

 

しかし、今回紹介した保存方法に保存容器を活用すれば、無添加でもドッグフードは長持ちしますので参考にしてみてくださいね。

 

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